OverDrive

私の住んでいるところでは、OverDriveを見ることができません。
でも、スカパー!で放送しだしたのでやっと見ることができるようになりました。
第一話を見た感想は、これ、本当に自転車が主役のアニメだよね?
パールイズミが協力している割にはウェアがぶかぶかなのは何故?

一応断っておきますが、好きこのんでピッチリのウェアを着ているわけではないです。
空気抵抗を減らすための努力です。
自転車競技、特にロードレースは空気との戦いでもあるんです。
一番、先頭を走る選手は常に空気の壁を突き崩して進んでいきます。
それに対して二番手、三番手の選手は先頭の選手が突き崩してくれた壁のお陰で楽に走ることが出来ます。
そして、先頭の選手が疲れてきたら二番手の選手が替わって、先頭に立って引っ張っていきます。
これを繰り返すことによってどんどんスピードが上がってきます。
だから、集団から抜け出すのは容易ではありません。
独走状態になっても、簡単に集団に飲み込まれてしまうのです。
それを分かっているのに、集団から抜け出して逃げ出す選手がいます。
この逃げ出す選手の目的は一つ、集団の切り崩しにあります。
UCIの規定には、同じ集団に属している選手は同一タイムになると言うのがあります。
例えば50人の選手が同じ集団としてゴールインしたときのタイムが3時間と記録されるのと、5人の小集団が3時間、10人の後続グループが3時間5秒でゴールインしたときとでは重みが全然違います。
ばらばらに分かれてくれた方が有利になるので、果敢にアタックをかけます。
それが揺さぶりをかけるためだけの逃げだと分かっていても、もし、その選手の逃げが成功したとき、ポイントを稼がれると自分のチームにとって不利になるので、何人かはついていかなければなりません。
そう言う駆け引きがロードレースにあります。


余談の法が長くなったけれど、
そう言うロードレースを書いていくはずなのに、ロードバイクが登場してきたのはちらっとしか出てこなかったです。
今のところの感想は学園物としても、面白くなさそう。
これから面白くなってくるのかな?