昴

昴 (1) (ビッグコミックス)

曽田先生の昴をとうとう全部揃えちゃった。
宮本すばるという一人の少女が、プロのバレリーナを目指すというストーリです。
昔のアニメとかでよくあるパターンだけど、曽田先生の書く物語はひと味も蓋味も違います。
なんと言っても天才*1を書くのが凄い迫力がある。
何かを極めようとするには全てをなげうつ覚悟が必要になってくるんだと改めて思い知らされます。
この作品、長い間連載を中断していました。
それがようやく、連載再開なので楽しみです。
ただ、この昴を元に実写映画化されるというのがどうしても気になるけど。
ちょっといつもの曽田節が押さえられたイメージがあるので、初めてこの人の作品を読んでみるには最適です。
でも、はまりすぎるとかなり影響されるのが怖いのだよな。
特に私の場合は、シャカリキ！*2の影響でクライミングが好きになったようなものだし。
さすがにクラシックバレーをやろうと思う気にはならんけど。

*1:「シャカリキ！」のテル、「め組の大吾」の大吾

*2:プロの選手でもこの作品でかなり影響を受けた人がいるらしい